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仕事で使う場面と確認の進め方
商品コードや伝票番号などで同じ行を探し、選んだ列の文字が変わったかを確認する作業に向いています。左右で行順や列順が違っていても、キー列と比較列を対応させて使えます。商品コードだけでは行を決められない一覧は、倉庫やロットなどをキーへ加えます。 同じキーの複数行を合計して比べたい場合や、先頭ゼロ・空白・日付表記を自動でそろえたい場合は、その処理を元システム側で確認してから使ってください。このツールは行の合算や品番の読み替えを行いません。差異の有無だけで在庫や請求の正しさを判断せず、元資料へ戻って確認します。 行の順番が違う2つの一覧から、同じIDの数量変更を確認したいときに使うガイドです。ツール画面の「架空サンプルを入力」→「差異を確認する」の順に押すと、入力・設定を作らず結果を試せます。サンプルを入れると、それまでの左右の入力と設定は置き換わります。実データを入力する前に試してください。
自分の表に近い練習例を選ぶ
行順だけが違う場合は、行順を入れ替えた商品一覧の例から試してください。旧一覧と新一覧、期待結果を使い、一致・差異・左のみ・右のみを確認できます。行の文字を比べる方法や数量を合計する方法との使い分けも、この記事で案内しています。 同じ品番が複数行にある場合は、品番+倉庫・ロットで比べる例へ進みます。複数キーで1行を特定できるかを確かめ、空欄や重複が残る行は判定不能として元資料へ戻ります。 仕入先品番と自社品番が違う場合は、品番対応表の未登録・重複を確認する例で、先に対応を確認します。このツールは品番を自動で読み替えません。対応が決まる行だけ照合用の別列へ写し、元の品番は残してください。 金額の変更を探す場合は、新旧単価表の比較例も参照できます。文字列の差異を見つけた後、単位や税の前提を確認します。このツールで差額・増減率を計算することはできません。
1. 旧一覧を左、新一覧を右へ入力する
CSVファイルを左右それぞれで選ぶか、見出しを含む表を「表を貼り付け」欄へ入れます。カンマ区切りのCSV文字列を貼る場合は、区切りを左右とも「カンマ(CSV)」にしてください。Excelなどからセル範囲をコピーしたタブ区切りの表は「タブ(表の貼付け)」を使います。 左右の「見出し・先頭行を確認」を押し、見出しが別々の列に分かれ、先頭の001が残っていることを確認します。全部が1列になるときは区切りを見直します。文字化けするファイルは文字コードをUTF-8・Shift_JISから選び直し、ファイルを再選択してください。貼り付け済みの文字が壊れている場合、文字コードの選択だけでは戻せません。
2. 同じ行を探すキーと、変更を見る列を選ぶ
キー列は商品コードや受注番号など、同じ行を探す目印です。比較列は数量や金額など、変更を確認する項目です。画面で指定するのは見出し確認に表示された1始まりの列番号です。 サンプルは左右とも1列目のIDをキー、2列目の数量を比較列にしています。右の表だけ「数量、ID」の順なら、キー列を左1・右2、比較列を左2・右1に変えます。左右で列名や並び順が同じでなくても、列番号で対応を指定できます。 一つのコードだけで行を特定できないときは、「キー列を追加」で品番と枝番などを組み合わせます。「比較列を追加」では変更を調べる項目を増やせます。追加直後の列番号は1なので、使う列の番号へ変更してください。適切なキーがない表を、行順だけで無理に結び付ける機能はありません。
3. 結果の状態と、元の行を確認する
「差異を確認する」を押します。一致は指定した比較列の文字列が同じ、差異は同じキーの比較列に違いがある状態です。「左のみ」「右のみ」は対応するキーが片方にしかない状態で、業務上の追加・削除を確定するものではありません。抽出条件と出力時点を確認してください。 結果表の「理由」で差異のある列を確認し、「左データ行」「右データ行」で元の表へ戻ります。この番号は見出しを除くデータ行番号です。サンプルの001は数量10と11で差異、003は行位置が変わっても数量8が同じなので一致になります。
判定不能・同じに見える値の違いを調べる
空キーと重複キーは、自動的にどれか一行へ結び付けません。左に同じキーが2行、右に1行あれば、関係する3行を判定不能として残します。キー列の選び間違いか、本来別の明細なのかを元資料で確認します。 比較は文字列の完全一致です。001と1、前後の空白、大文字小文字、全角半角は自動でそろえません。数量100と100.0も差異になります。丸め、日付変換、分納や複数行の合算が必要な照合は対象外です。原本を残し、表記をそろえてよいか業務のルールに沿って判断してください。
空白・大文字小文字・全角半角をそろえる前に
「 A01 」と「A01」は別キーです。「AbC」と「abc」、「カ」と「カ」も別々に扱います。見た目が同じでも、文字の内部表現が違えば一致しないことがあります。このツールでは、空白の除去やUnicode正規化を自動で行いません。 別のソフトで表記をそろえるときは、元の列を残し、照合用の列を別に作ってください。全角半角の統一に使われるNFKCという変換は、「①」と「1」まで同じ「1」にします。NFCは「Ç」と「C+結合セディーユ」のような正準等価の表現をそろえますが、NFKCとは変換する範囲が異なります。いずれも業務上同じ品番であることを保証する処理ではありません。 どの文字や表記を同じと扱ってよいか、対象列と変換の順番を決めてから照合用の列を作ります。変換後に異なる元値が同じキーになった場合は、元資料で確認してください。重複した行を削除して一対一に見せたり、合計して自動的に一致と判断したりせず、キーの選び方を見直します。
結果を保存する・変更して再実行する
「状態で絞り込み」は結果CSVの対象にも反映します。結果表内の検索や見出しでの並べ替えは画面表示だけを変え、ダウンロード対象を変えません。「結果JSON(元値)」は絞り込みに関係なく全結果を保存します。CSVはUTF-8 BOM付きです。表計算ソフトで開くと先頭ゼロなどが再解釈される場合があるため、元値はJSONや元CSVでも確認してください。 入力や設定を変更した場合は、再び「差異を確認する」を押します。古い結果のまま出力できないときも、変更後の再実行が必要か確認してください。処理を中止した場合は結果が確定しないため、入力と設定を確認してからやり直します。
続きを作業するためのJSONを選ぶ
自動保存はありません。「作業の保存・再開」で、列対応だけを残すなら設定だけのJSON、入力した左右の表も残すなら入力を含む作業JSONを保存します。次回は作業JSONを読み込んで再開します。結果JSONは結果を見るためのもので、入力の復元には使えません。元CSVと結果は別々に保管してください。
上限を超えた入力と保存先を確認する
左右それぞれのCSVは10MiB以内、見出しを除くデータは50,000行以内、列は200列以内です。上限を超える入力はエラーになり、一部の行だけを切り取って比較した結果は出しません。分割して確認する場合は、同じキーの行が別ファイルへ分かれて重複を見落とさないよう、分割条件と対象件数を記録してください。 入力を含む作業JSONにも10MiBの上限があります。CSVが左右それぞれの上限内でも、まとめた作業JSONを保存できるとは限りません。保存エラーが出た場合は原CSVと列の設定を別に残し、保存できていないファイルを作業の控えにしないでください。 CSVの比較はブラウザ内で処理し、入力内容をサーバーへアップロードしません。自動保存もしないため、タブを閉じる前に必要なファイルを手元へ保存してください。入力を含む作業JSONや結果ファイルには入力した値が残ります。保存先や共有先は、勤務先のデータの取り扱いルールに合わせて選んでください。
入力例と結果例(架空データ)
「架空サンプルを入力」→「差異を確認する」で、一致1・差異1・左のみ1・右のみ1・判定不能0。ID 001は数量10→11で差異、003は行位置が変わっても一致です。左の001と右の1は別キーとして扱います。
制約
文字列の完全一致です。丸め・日付変換・分納・合算は行いません。空キーや重複キーに関係する全行は判定不能として残します。CSV各10MiB、50,000データ行、200列以内。

