CSVの取込前に、空欄・文字数・重複を点検する

CSVチェックの規則、検査違反とExcel向けの注意、件数と該当行の読み方を解説。先頭ゼロ・長い番号の対象範囲と、Excelで対象列を文字列として取り込む方法・版による違いを確認できます。

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取込先のルールを確認する

必須項目、最大文字数、数字のみの項目を、取込先の仕様と照らし合わせて設定します。このツールは指定した規則だけを検査するため、検査違反・注意が0件でも取込成功を保証しません。 CSVファイルを選ぶか表を貼り付け、「見出し・先頭行を確認」で列番号と列名を確認します。CSVはカンマ、Excelからコピーした表はタブを「区切り」で選んでください。文字コードはUTF-8またはShift_JISを読込前に選びます。列ごとに規則を指定し、「CSVをチェックする」を押します。

文字数と数字の意味

最大文字数はUnicodeコードポイントで数えます。「あいうえ」は4文字、1つの絵文字が複数コードポイントからなる場合もあります。ExcelのLENやファイルのバイト数とは異なります。数字のみは0〜9で、0012はそのまま合格、12.5や全角数字は不適合です。

複合キーと空欄

必須は空文字・空白だけのセルを検出します。ほかの検査では空欄を除外します。重複キーを複数列にすると、その組合せが一致する行を検出し、3行あれば3行すべてに理由を付けます。キーの一部が空欄なら重複判定から除きます。

Excel向けの注意を選ぶ

商品コードや管理番号をExcelで開く前に、列ごとに「先頭ゼロの注意」「長い番号の注意」を選べます。両方とも初期状態はOFFで、既存の検査違反とは別の目印です。注意項目だけを選んでも実行できます。値の誤りを断定せず、文字列として取り込むなどの確認が必要な箇所を示します。 対象は半角数字0〜9だけで構成された値です。空白の除去、全半角変換、数値変換、ゼロ埋めは行いません。符号、小数、指数表記、日付らしい値を追加で診断する機能はありません。全角数字や英字を含む値も対象外です。数字だけで日付を表した値は数字列として条件だけで判定し、日付の意味を見分けません。 00123、000は先頭ゼロの注意。半角数字の検査には合格します。0だけなら先頭ゼロの注意はありません。 123456789012345は15桁なので長い番号の注意なし。1234567890123456は16桁なので注意を表示し、元値を完全に保持します。 0001234567890123456は両方の注意に該当します。空欄は注意から除き、必須規則に従います。ABC001は今回の注意の対象外です。

結果と件数の読み方

確認リストにはデータ行番号・列番号・列名・元値・理由・区分を表示します。データ行は見出しの次を1と数え、引用符内改行による物理行番号とは異なります。「検査違反」は必須・文字数・半角数字・重複の違反、「Excel向けの注意」は取り込み方の確認です。注意だけの値を不正なデータと判定しません。 件数は規則ごとの理由1つにつき1件、該当行数は行の重複を除いた数です。同じセルに両方の注意があれば2件・1行と数えます。複数列や同じ列への規則の重なりも別件です。検査違反の該当行と注意の該当行は重なる場合があり、指摘全体の該当行は同じ行を1回だけ数えます。検査違反と注意を合わせて200,000件までで、超過時は部分結果を返しません。

Excelで番号を文字列として取り込む

CSVをダブルクリックして開くと、Excelは版や設定に応じて値を自動変換します。先頭ゼロが消えたり、長い番号が指数表記になったり、数値の有効桁数15桁を超える部分が変わったりする場合があります。CSVの引用符は区切り等を表す書式で、囲むだけで全環境の文字列保持を保証するものではありません。 「データ→テキスト/CSVから」では、ワークシートへ読み込む前に列の型を指定できます。番号を保持する場合はプレビューから「データの変換」(版によっては「編集」)へ進み、対象列をテキスト(文字列)型にします。Power Queryの自動の型変更が先に入っている場合は、その変換で値を失わないよう型変更の手順を置き換えるか見直してください。後から表示形式だけを文字列にしても、既に失われた値は戻りません。読み込み後も元CSVと桁・先頭ゼロを照合してください。 利用できるメニューや対策はExcelの版・OS・設定で異なります。Microsoft公式はMicrosoft 365とExcel 2024のWindows/Mac版で「自動データ変換」の設定を案内しています。この設定はPower Queryの取り込みへ直接は適用されないため、取り込み時の列型は別に確認します。会社端末では利用規程と管理者の設定にも従ってください。 この機能は、既に失われたゼロや桁を復元できません。注意0件でもExcelでの変換防止や取込成功は保証しません。元ファイルを保管し、出力CSVをExcelで開くときも同じ点に注意してください。元値の確認には結果JSONも使えます。値を数式に変える出力方法は採用していません。 公式説明の確認日:2026-10-20。Microsoft:先頭ゼロと大きい数値の保持と自動データ変換の設定を参照しています。Excel実機での操作・取込成功を検証した案内ではありません。

元データの確認と保存・再検査

確認リストのデータ行番号と列番号から元の表を確認し、検査違反は取込先の仕様と照合します。Excel向けの注意は元値を直す必要があるという意味ではなく、取り込み方を確認してください。この画面は入力を自動修正しません。 結果CSVはUTF-8 BOM付き・CRLFで保存し、数式として扱われ得る値は従来どおり先頭アポストロフィーで保護して変更件数を示します。元値は結果JSONに保持します。CSV出力の数式対策と、Excelによる番号の自動変換対策は別です。表内検索・並べ替えは保存対象を変えません。 自動保存・業務入力の外部送信はありません。規則は設定JSON、入力を含む作業は明示操作の作業JSONで端末へ保存できます。旧形式の有効な設定JSONは追加項目をOFFとして復元します。新しい注意項目入りJSONは旧版では非対応のため、切戻し時も保存原本を保持してください。入力・設定変更、中止・リセット後は古い結果を保存できません。必要な確認後に再実行してください。

仕事で使う場面と確認の進め方

システムへCSVを取り込む前に、必須項目の空欄や番号の重複を確認する場面に使えます。商品コードや管理番号をExcelへ渡す場合は、必要な注意項目も選びます。指摘が0件でも日付・会計・法令の妥当性や取込成功を保証するものではありません。2つの表の違いを調べる場合は、CSV突合の用途と区別してください。

入力例と結果例(架空データ)

0012は半角数字の検査に合格。12.5は不適合。同じキーが3行なら3行とも重複として表示します。

制約

元値を自動修正しません。空白だけの値は空欄扱い。最大文字数はUnicodeコードポイント数です。日付・会計・法令や取込成功は検証しません。CSV 10MiB、50,000データ行、200列以内。指摘が200,000件を超える場合は結果を切り捨てず、規則や対象行を分けて検査するよう案内します。

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